Life on a plate

 7月7日。

 かつて修羅をガチで泣かせた若きサマナの施恩より、釣果自慢が届く。
 霞では38センチのバスを筆頭にラージマウス8匹、ライギョ2匹、トード5匹。
 千葉の野池で42センチを筆頭に3匹という釣果を得たとのこと。
 更には「新川だって行ったさ!でも朝しか釣れなかったんだよ!」とか「シザーコーム6インチは釣れるのう」とか「野池はもう飽きた」といった伝説式表現も添えてくるという完全ぶり。
 朕も礼儀正しく伝説式で「そのビッグマウスがいつまで続くかな!?」と、泣いてやった。

 そして迎えた釣行日。
 一切のプレミア無く、純粋に釣果を追うべき日。
 この日は、行こう行こうと思いながら、ハンドルのがたつきに起因する振動がシェイクするたびにグリップで増幅されどうにもならなくなるぐらいどうにもならない疲労のため、二度も行く機会を逸していた堰下エリア狛江側に入ってみることにした。

 川沿いに下り、変化を探しながら下っていく。
 水深は浅いが、川崎側よりこちら側の方が魚の寄りそうな変化が目立ち、魚食ゴイ、ニゴイ、小バスの群れ、20、50、70センチのライギョを見ることが出来た。
 ちょっとした流れの落ち込み付近にアユの様子を窺うコイが見えたので、Bフォロワーをキャストしたところ魚食ゴイがキャッチできた。
 小バスはルアーに一瞬頭を向けるか、完全無視。ライギョはルアーを完全無視。
 魚食ゴイ、ニゴイを探していくのが無難か、ということで更に下流エリアを目指す。

 猛暑の中、藪漕ぎしてふらつきながら辿り着いた先のエリアでは岸際にアユの群れを見ることが出来なかったため、再び上流側に戻ることにする。
 しかし、何たる暑さよ。このままでは日干しになってしまいそうだ、と、ようやく見つけた木陰の路。
 ここできわめて実用性の高い仕掛けを発見。
 これがあれば、いつ人生が行き詰っても首を吊れる。
 既に行き詰っているのだから、今が使い時のような気もしたが、まだ漆園の誓いを果たせていないこともあり、今回は見送ることにする。

 上流側に戻る。
 とりあえずボーズは免れているのでじっくりバスを狙ってみることにする。
 動きの弱いベートがフォールすれば寄ってはくるが、どうもラインの存在を気にしているかのような反応。メインラインがPE、リーダーがモノフィラ20lbでは仕方が無いのか。
 だからといってタックルを弱くして大型魚相手に右往左往したり、ラインブレイクさせてしまうよりは、バイトは減っても頑丈なセッティングのほうが良いと朕は考えている。
 ここまでから苦労したものの、三度のストライクがあり、一匹のペケニシモをキャッチできた。 
 しかし、動きの活発な個体でさえもこの手の釣り方でなければ釣れないのか、と思った途端バスへの興味を失う。
 また、この一帯は至る所にアユが見えていたが、日中にナマズが潜むような所を見出せず、50、70クラスのライギョは一度見たきり、ニゴイの回ってくる頻度も低かった。
 それなりに魅力ある一帯ではあるが、一級とはいえないのかもしれない。ここで粘るより、五本松のフェラガモ水路巻き返しでナマズの回遊を待った方がいい釣りが出来るかもしれない、ということで水分補給ついでに移動することにした。

 五本松。
 激浅の巻き返しの様子を見ようと思ったが先客あり。
 まだ光量も十分なので、今は流芯を流すべきだろう、と一流し。
 岸際にアユは濃く、黒々とした20センチを超える太い個体も良く見られ、他には超小型のスモールマウスや、回遊する大型のコイが居た。
 やがて陽が傾き、フェラガモ水路の巻き返しが気になる頃であったが相変わらずポイントは埋まっている。
 巻き返し付近でアユが水面で追われているのを見て、これまで巻いていたBフォロワーやレンジバイブからウェイクミノーに結び替え、広く探っていくことにした。
 やがて、ルアーを追う航跡が生じ、ストライクを得る。
 この時「おめえばっかポイント独り占めしてんじゃねえよ!」の声。
 コイだったが、蔡沢が見ている前でキャッチを演じることが出来たことを喜ぶ。
 これがナマズだったならいうことなしだが、トップウォータープラグでの男らし~釣りなので修羅にやっかまれる恐れはない。

 蔡沢は小型だったといいながらも、上流側で五匹のスモールマウスをキャッチできたとのこと。
 さすがは隠れ技巧派、と感心する朕だったが、実はかなりの苦戦で、ラインが見破られなかなか釣れなかったという。使用ラインはといえば8lbとかなりフィネスなセッティングである。
 かのポイントでよく釣る人は2,5lbを使っているとか。
 口掛りであれば魚種は問わないし、釣れるならなるべく大きな魚が良いというスタンスの我々に真似のできる釣りではありませんな…といったところで蔡沢は帰宅。
 朕はその後もポイントが空くのを待ったが、暗くなっても空かなかったので、遂にナマズを諦め納竿とした。

 ※マー語
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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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