GETT ON

 2月2日。

 朕の聖衣もだいぶんくたびれてきた。
 そこでJSYで新しいGETTを仕入れた。
 聖衣を新調したついでに商品を見ていたところ、これを発見。
 パッケージに記された“漁具”という言葉にぐっときた。
 漁具であるなら問答無用の機能重視。バスであろうとナマズであろうと肉食魚の捕食本能を必ずや刺戟するはずであろう。
 そして何より、このような冒険的試みを行えば「お前の釣りはつまらん」と、いつも釣れなくてつまらない思いをしていた人の謗りを受ける恐れも無い。
 完璧すぎる買い物に満足しJSYを出た。

 この日は朝から冷たい北風の吹く日であったが、スモールマウスは冷水性の魚なのだからナマズよりは確率が高かろう、と気力を奮い起こし、更に「今日は漁具ワームが多摩川で釣れるかの実験」と、伝説式保険を掛け、新調した聖衣GETTに身を包み、降臨跡に向かった。

 降臨跡には二、三人の三輪氏のベイトが見える。
 たまに釣りをしている翁に久しぶりに会い、多摩川談義。今は寒さが堪えるのでこうして自転車を漕ぎながら様子を見に来ているだけだとのこと。
 翁に登戸名物はどうしてるのかを問われる。この人もまた伝説三輪氏のベイトだったようだ。

 韓流ポイントに入る。
 先客はナマズさんだった。
 クソ寒いのに好きだねえ、と笑いあっているうちに童威到着。
 今朝、ライブターゲットの魚群ミノーでバスを釣り、調子に乗って投げているうちにぶつけて粉砕してしまったという。
 高い商品だが、また買うべきだろうか、という童威に対し、そこまで金を積まなくても入手容易で使いやすく十分な性能を持つ物があるのだからこだわる必要も無いのでは?と答える朕。或いは、伝説の教えには反しているのかもしれない。

 さて、実験ネタの漁具ワームだが、想像以上に使い難い代物だった。
 本当はよく釣れる優れたベイトなのかもしれないが、レジェンドⅡいうところの「オレには使いどころがわからねえ」というやつで、結局、普段使っているベイトをメインに使うことになってしまった。
 そして、このいまひとつ使えないルアーを、年長者である立場をいいことに「いいから使えよ」と、童威に押し付けるという伝説三輪氏ばりのバスタードぶりを発揮。

 その後、日没までキャストを続けるも、この日はこれといった兆しを捉えられず、次第に寒さに蝕まれ「オレたちは根性が無え」と言って解散とした。
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tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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