不貴難得之貨

 1月24日。

 寒いのは承知のうえでの多摩川釣行。
 昨日、スティッコーが釣れてしまったので、今回は釣れなかった時の言い訳に備える実験ネタが無い状態での出発。

 昨日釣れたから、とか、実績あるんすよ、というわけで韓流ポイントへ。
 ナマズさんが先客として入っていた。
 会ったついでに、朕はシチュエーションごとのワームの使い分けについてと、その根拠となる理由を説明してしまった。ルアーで魚を釣りたいなら知っておきたい物の考え方というべきものだが、このままでは新人ルアーマンが好物の伝説三輪氏が降臨されたとき「つまんねえ奴」と言われてしまうかもしれない…。

 童威が現れる。
 他にも何人かのバサーも来ている。
 冷たい北風に晒されながらも、スローな釣りに耐えられるのは皆、レジェンドⅡいうところの“釣り廃人”だからか。しかし、ここに在れば妙な下心も育たず、web上で女を騙る怪しげな輩に金を吸い取られる恐れは無い。

 不意にメール着信あり。
 楽和からだった。
 しばらく音沙汰が無いと思っていたら、突如結婚を報せる内容。大慶である。
 「僕が結婚できないのはお前らのしぇいだ!」と、糖尿二号ギレされずに済んだことにほっとする朕であった。

 夕刻に入りナマズさんは撤退したが、まだ二、三人のバサーが残っている。
 このように、寒い平日でさえ新川節を謳える機会は用意されているのだから週末ともなれば尚のことであろう。根性を口にしておきながら根性が無いばかりにせっかくの機を逸しているのは実に勿体ないことだ。

 やがて陽は落ち、寒さはいちだんと厳しさを増す。
 ライブベートにはノーバイトだと童威がいう。
 一方、朕はスプリットシンカーをかみつぶせずにシンカーだけ飛ばしたり、鼻汁を垂らしたりしながらもキャストを続けていたが、ある時突然集中力が途切れる。

 今日ここで釣れなくても、明日は誰でも釣れるヌルいフィールドに行けるんだぜ。なあ、童威よ。
 そうですね。でも自分もあの人のように二匹しか釣れなかったらどうしよう…。
 それは無い。もしそんなことが起こるとしたら、それは誰もが釣れないフィールド状況にあるときであろう。今日は「だらしがねえなあ」とか「おめえは根性が無え」と罵る人も居ない。早々に帰って、明日の発勁メバルに集中しよう。

 と、この日は定刻までやりきることなく終了とした。
 
 
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tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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