僻みて已まん

 1月18日。

 「韓流ポイントに居る。15分で準備しろ」
 伝説式脅迫文が送られてくる。

 降臨元年一月十八日の釣行が始まる。

 先日、道具をどうにかすれば朕にもライブベートの捕獲は可能なのではないのかと思われたので、この日はライブベート対応の道具を用意して夕刻近くに多摩川へ向かった。

 現地入りしてみれば李立の他、童威、ナマズさんが来ていた。
 ナマズさんは釣れたり釣れなかったりを繰り返しているとのことで、早くも伝説三輪氏の総多摩川釣獲数を上回っている。

 ルアー釣りはほどほどに、ライブベートの捕獲にかかる朕だったが、求められる踏み込みの深さは想像以上で、どうにか使える物を手に入れるという具合だった。
 エサではバイトがあったのみで、結局ルアーに戻す。
 朕がライブベート確保に苦戦している間、童威はゾディアスを折ってしまい意気消沈。「釣りという低レベルな競争からの卒業式」とまではいかなくともから落ち込んでの撤退。続行不可能な状態であることを承知していながらも、伝説的作法に則って「おめえはそれで悔しくねえのか?」といって送り出した。

 風はほとんど無く、しっかり防寒してきたこともあり、冬にあってはさほど寒くないという感覚ではあったが、魚の動きは鈍かった。
 ルアーに一度バイトらしき感触があったきりで、ライブベートにようやくアタリが出たと思えばペケニシモ。
 ライブベイトフィッシングが上手く行かなかっただけの朕ではあるが、この李立の功に対し「そこまでして釣りてえか?」と泣いて僻み、この日の釣りは終了となった。

 ※マー語
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tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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