三輪泣きの夜

 9月7日。

 目覚めれば雨。今の流れで雨はプラスにならない。
 やることが無くなってしまった朕は不貞寝を決め込み、やがて起きてみると空は晴れ上がっていた。

 昨日は一瞥するだけに止まった五本松対岸に入ってみることにする。
 ナマズが流れを嫌う時期に入ったと思われる今、このエリアを釣るのはどうか、というのはあったが、浸かりで渡る中洲や、他の流域を打つのは、容易なところをやりきってからでよろしかろう、というわけである。

 現地入り。
 このたびの増水で水際を歩ける範囲が広がったのは良いが、いかんせんベートが少ない。コイは戻りつつあるようにも見えたがやはりこちらも数は少ない。
 これは厳しいと感じるが、勘違いということもある。
 この一帯に留まり、可能な限り、状況の推移を見続けてみた。
 何事も起こらない。居ても口を使わないというより、来ていないという感触だ。
 ボーズ確定の流れ。
 「オレが考えなしにやってると思うか」と、伝説泣きが入りそうなところだが、その考えが実状に則していなければ考えていないも同然である。そして、実力とは不釣り合いなほどにプライドが高いので自分がへぼいことを頑なに認めないのが伝説式の流儀だ。
 伝説三輪氏でさえ出来た「二回連続ボーズなし!」がこんなにも困難なことだったとは…。

 「屈辱の連敗じゃ」
 どうしてもスピンクスに勝てない涙のカリスマ的気分である。
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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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