語録吟遊記

 7月25日。

 平日のため、登戸名物降臨は無いだろう。
 昨日の五本松対岸での実釣の感じでは強いてあのエリアでなければならない、というわけでもないように思われたので、この日は往来の楽な調布でやり通すことにした。
 今回は保険よりもむしろ確実な釣果を、ということでTAS783C・ゼルのトップウォータースペシャル、オリジナルザラスプーク、フラットラップといった道具立てて臨んだ。
 “手堅さに走ってオレらしさを見失ってねえか?”仕様である。手堅さにに走っても釣れないのが伝説三輪式だが、朕はレジェンドⅡのように無駄に言葉を弄したりはしない。

 現地入りし、魚の戻り具合を目で確かめながら重点的に打つべきところを探る。
 水温の上下は小さな魚体ほどその影響を受けやすく、従ってベートフィッシュの溜まりの規模、ポジションを把握しておく必要がある。
 また、同じポイントでも常に状況が違うので、今見た情報からこの先を推測することも重要だ。
 “勝ち組”だという熟練の百敗釣師にはこういった姿勢を“ガチ”と馬鹿にされていたが、釣師であるなら、いつも釣れない“勝ち組”より、釣れている“負け組”の方が良い。

 この日休日だという秦明より電話が入る。
 五本松対岸のポイントに入る経路がわからないとのこと。
 進入経路を伝え、激浅ワンドで釣れそうで釣れないコイとニゴイに苦戦していたところ、秦明より早くもメール着信あり。
 ダイイングフラッターでの、いわゆる“男らしい釣り”で関東巨鯉倶楽部を達成していた。
 朕は嫉ましさから「突き落としてやろうか」と伝説三輪した。
 しかし、朕も後に続くように関東巨鯉倶楽部達成。
 トップウォータープラグほどの男らしさは無いが、12センチクラスのザブラミノーでの釣果である。関東の内水面での釣りにあってはそれなりに豪快な方だろう。

 昨日のナマズの釣れ方を見て、ナマズは総じて流れを上に目指しているように思われたので、流芯ポイントでナマズを狙ってみることにした。
 しかし、いっこうに魚が入ってきた気配が無い。読み違えてしまったか…と、再び秦明よりメール着信。
 今度はグーフィージョーでの“男らしい釣り”。レジェンドギレを警戒してか「突き落とさないで」とのコメントが添えられていた。
 そこで朕は「みんなあの人上手え上手えって言うけどよお、あの人本当に上手えか?」と、伝説式で僻んでやった。
 こちらは一度バイトこそ出たものの、そこから次につながるものを掴めず「多摩川は見えてくるものが無いのう」状態に陥り納竿。

 やっちまったな…と、反省していたところ李立より「多摩川で○回連続ボーズなし!」と、伝説式口調のメールが入る。
 サイズは小型。しかしハードベート釣果。
 この結果に対しレジェンドⅡはどのような謗りで応じるのか…改めて修羅の降臨が待たれるところである。
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tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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