その続かなかったビッグマウスを憐れむ歌

 6月11日。

 「オレはおめえらと違ってガチじゃねえからよお」
 というわけで、朝から務めには出ず、じゅうぶんに寝て昼食をとってからゆるりと多摩川に向かう。
 土曜日ではあるが、登戸の御本尊様がお目見えになる可能性は薄いので、調布の流芯ポイントを目指した。
 今はどんな魚が釣り易いかを第一に考え、次にその条件が当てはまる場所で行くのが楽なのはどこかで入るポイントを決めている。

 現地入りしてみると、意外にもアユ師は居らず、「おめえばっかポイント独り占めしてんじゃねえよ!」状態。
 打ち上げられたアユの中には既に20センチに達しているものもあった。
 強く太い流れの中で狙いのラインをトレースしやすいのがリップレスクランク。しかし、ゴロタ場で無駄にレンジバイブをロストしたくないので、コーデルの安いブレードベイトで危険箇所を探る。
 太い強靭なトライリーンのおかげで、大抵の根掛りは外れるが、今回はアユ仕掛けの捨てラインに悩まされた。
 厄介な捨てラインではあったが、悪いことばかりでもなく、X80Jrを捕獲しているものもあった。
 これは早速使えるか、と期待したがラトル音がうるさ過ぎた。もし所有者が名乗り出なければ、このベイトを潰す覚悟で手術台に乗せるとしよう。
 キャストを続ける中でバイトらしき感触は時折あり、今回はニゴイのキャッチに成功。
 多摩川勝者になる。
 はからずも「コーデルの鉄板が多摩川で釣れるかの実験」は成功した。
 現在のところ、ボトムノック時の鉛の変形を防ぐ工夫の施されたジャクソンの鉄板バイブが最優秀ブレードベイトとなっているが、釣果だけを求めるなら価格の安さもあり、コーデルの鉄板でも十分ありだといえる。
 その後、ナマズの姿を見たり、ニゴイをばらしたりとあったが、激浅ワンドの様子を見るため移動。

 小さなアユがこのワンドにから集まっていて、コイ、ニゴイに追われるのが見える。
 暗くなり、ナマズ、ニゴイの反応を得ることはあったがフッキングにまでは至らず、釣れたのはコイだった。
 トップで釣れたのでとりあえずゲームをしている気になれた。
 しかし、ナマズを第一ターゲットとしながらあまりにも釣れないので、多摩川はもう飽きた宣言をして、釣りという低レベルな競争から卒業し、伝説的境地に達すれば、レジェンドⅡいうところの“勝ち組”になれるのかもしれない。

 ※マー語
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tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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