無保険釣行

 5月12日。

 実際にキャッチできた本数はともかくとして、勢を得たかと感じられるようになってきたので、この日は伝説的保険は掛けずに多摩川へ向かった。
 入る場所は東京側と決めていたので、吝嗇の尊さを説くいにしえの聖人の教えに従い、ガゾリンの消費を抑えようと鉄の自転車で調布エリアに入った。

 アユの溜まるシャローを覗いてみたところ、いつものごとく濃く、ニゴイの姿も見えた。
 風はキャストを困難にしているが、水中の像を捉えにくくする効果もある。チャンスありかと思い、そろそろあのお方も使いどころがわかってきたであろうBフォロワーで一流し。
 しかし、反応は得られず。
 大型のコイの動きが目立つのは流芯寄りということもあり、現在の光量ではまだ弱いか、というわけで移動。

 「ワームじゃなくルアーで釣りたい」ので、カバー効果を得やすい上流の本流筋に入る。
 流れが強く、向かい風も強いため、上はフラットラップ、中から下はレンジバイブという、よく泳ぎ、飛びの良いベートを使用した。
 レンジバイブで底を流し気味に引いていたところ強いストライクを得る。重さからしてコイかナマズだろう。
 しかし、流れに押されるような感覚でフックアウト。やはり強い流れの中でのファイトは難しい。口を使わせても、なかなかホールドしきれない。ここはレジェンド式負け惜しみ「多摩川は流芯でルアー引くのがパターン。つまらねえ釣りだ」を使用し、この困難なポイントを逃れ、陽が傾いてきたこともあり、最初の激浅ワンドに戻ることにした。

 相変わらず風向きは上流側から下流側に抜け気味の向かい風。
風がワンド側に吹き付けるか、道しるべとなる力を持たない風の状態でなければこのポイントは芳しくないような気がしている。
 とりあえずナマズは一匹目視できたので「もしかしたら釣れるかもしれねえじゃねえかよお!」と、あの手この手を試みるが反応は得られなかった。
 しかし、このポイントが生きる条件について、掴めた気はした。

 五本松の水路はどうか、と寄ってみたが、魚はもう抜けてしまったかのような気配。ここは徘徊を始めたナマズが通りはするが、留まりはしないようだ。小場所の弱点というものだ。
 一流ししているうにに帰宅予定時刻が迫る。
 ここへ来て“実験ネタ”を用意して来なかったことを悔いる。
 タイミングの取り方を誤ったことが真のノーフィッシュの原因だが、“実験”といっておけば、その技量に反してむやみに高いプライドだけは傷付かずに済むのがレジェンド式である。
 今回のようなことが無いためにも、これから大いに活用すべきだろう。

 ※マー語
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tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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