Gun fever!

 2月14日。

 昨日、ようやく念願のスモールマウスを得ることができた。これまで苦心しながらしてきたことが報われたのではなく、おのずと時節が到来しての成果というものだった。
 常に下降と隣り合わせの季節でもある。釣れる流れの中にあるうちに釣っておかなければ、いつ打ち破れない壁にぶち当たるか知れない。
 時間の許す限り、極厳修行は続けるべきであろう。
 朝に降っていた雨もやみ、午後には晴れ上がる。予報通り、驚くほどに温暖な日となった。
 登戸エリアには多数の釣り人が来ると予想される。また、これほどの陽気も加われば、かの伝説三輪氏も現れるかもしれない。
 新しいキレ方、名言に飢えている朕は、伝説降臨の期待も込めて多摩川に向かった。
 名言製造マシーンのレジェンドⅡに敬意を表して、今日も当然“本気”である。

 登戸入り。
 風は強いものの、上流側シャローフラットが生きる温かい南風と適度な濁り。
 一望すれば上下に数多くの釣り人。この場所に通う朕ですら見知らぬ顔が多い。レジェンドⅡがその威を振るうには絶好のロケーションといえる。であるにもかかわらず、今日も伝説三輪氏の姿は無い。
 及第点も取れぬうちに、本当に釣りという低レベルな競争から卒業したというのか。かつて李立が少しうがったことを言えば、「そのビッグマウスがいつまで続くかな!」と非難していた本人こそが大口叩きでしかなかったというのは残念としか言い様が無い。「やれるか?じゃねえ。やるんだよ!」と、カッコイイことも言っていたが、結局やれなかったのか…。

 南風が強く吹き付ける現在の状況では、上流側のシャローフラットしゃない!と、ポイントに向かってみれば、李立と張横が既にポイントに入っていた。
 当然、「おめえらばっかポイント独り占めしてんじゃねえよ!」である。
 程なくして、セニョール、江三子も現れる。
 まず、リップレスクランクをキャストしていた朕のロッドが曲がる。おそらくルアーを食い損ね、スレ掛かってしまったのだろう。口掛かりしていたなら写真に収め、自慢したくなるようマンボなナマズだった。
 何はともあれ、やはり今日は水中に活気がある。
 朕がエイリアンペンチでナマズをリリスしている頃、張横がBフォロワーでスモールマウスをキャツチ。ほとんど間を置かず、えげつないほど赤が映えるスピナーベートで下野さんがキャツチ。
 バラしたり、魚がえってきない時間帯があったりもしたが、ここに並ぶ全員が釣果を得ていた。
 リップレスクランク、スピナーベート、ボトムのソフトプラスチックだけでなく、チャターでも釣れていて、いちいちのメソッドやベートは述べられないほどの盛況ぶり。
 更に、隣の見知らぬアングラーはレッドクロウダッドのシャロークランクでラージマウスをキャッチするという快挙を遂げていた。
 釣れ始めの頃はどんなサイズでも写真を撮ったり、釣った人を褒めそやしていたが、そのうち40センチ以下は誰も関心を示さなくなるという慢心状態になり、挙句の果てにはマルタの遡上がいつになるかを論じ合う始末。
 高活性の魚がシャローに押し寄せ、波と濁りでにせもののベイトがいかんなく力を発揮できる状況であり、これほどならバギーのおっちゃんでも釣れていたのではないかと思えるほどだった。
 結局、ランディングにまで持ち込めた数は、朕3本、李立2本、張横5本、下野さん4本、セニョール3本、夏侯章かこうしょう3本、公孫戍こうそんじゅ1本という結果となった。
 全員40アップを手にし、中でも下野さんは50アップまでキャッチしていた。
 参加者全員が釣果を得られる機会などこの多摩川では滅多に無い。我々は最高の機会に立ち会えたことを喜び合った。

※マー語
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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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