僻めずの季節

 12月14日。

 昨日は寒さと、魚を見失っていることにより、多摩川行きを諦め「おめえは根性が無え」状態で過ごしていた。
 そんな気の抜けた日曜の午後、猛烈なサマナである施恩より釣果自慢が送られてくる。
 どんなベイトで釣ったのか尋ねたところ「自分、根っからのルアーマンなもんで」という、「自分、根っからのバサーなもんで」という語録を応用した返答が来た。
 多摩川、ブラック、ソルト、オフショアと手広くやりながら、某レジェンドのように中途半端に首を突っ込むのではなく、それぞれに手応えを得るまでやり込む本物ぶりに朕はすっかり感心し、2015年アマチュア・アングラーズ・オブ・ザ・イヤーを贈呈することにした。副賞は無いが…。

 迎えた当日。 
 日中、それほど寒さを感じなかったこともあり、多摩川に出てみることにした。
 登戸入りしたところ、街で感じていた温さは偽りのものであったことを知る。冷気が芯まで入り込み、朕はご不浄に立たれることもしばしばであった。
 ワンドに入り込む多数のコイの中に魚食モードの個体は居らず、唯一見た反応はニゴイのチェイスだけ。
 李立や相模湖常連バサーといった手練れも居たが、気配のなさに漫然としたキャストをしているだけである。
 釣果を捨て、四方山話をしているうちに寒さはいちだんと厳しくなってきたため一同解散となった。
 「おめえらたいそうな能書き垂れてるけどよお、結局釣れてねえじゃねえか」と、根っからのバサーに罵られそうなものである。
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tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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