Curse of KEN

 11月24日。

 昨日は寒さに怯み、臥して過ごしていたが、ワークを怠らなかった李立はしっかりナマズをキャッチしていた。
 なかなか好況だったようで六本のキャッチに成功したとのこと。

 昨日の気温でもシャローに入って来たのだから、急に温かくなった今日はより積極的に追うようになるのではないかと期待できる。
 また、アユが降ってきているのなら、五本松の瀬下で待ち構えるナマズも居るかもしれない。

 五本松に入ってみたところ、対岸浅瀬にアユは申し訳程度に見えるだけだった。
 せっかくここまで来たのだから、と、シュガーディープやジョイントXラップで流してみたが反応は得られず。
 既に秦明と李立が現地入りしている登戸に向かうことにした。

 多摩川水道橋から川を見下ろす。
 中央浅瀬には一抱え半ほどのアユの帯が見える。小規模のコイ、フナの群れ。橋の影の部分には三匹のスモールマウス。肝心のナマズの姿は見えない。
 秦明と李立は第一ワンド入り口付近の馬の背からフラットになりつつあるシャローを打っている。
 何があるのだろうかと急ぎ川岸へ向かう。

 第一ワンド付近ではアユが涌いていた。
 橋の上から見た時は先日よりアユが減ったのではないかと危惧したが、こちらに寄っていただけだった。
 この温かさでこの潮回り。どこかのタイミングで誰かが釣るはず、と根気強くキャストを続ける。
 ナマズの姿を見ることはあったがルアーには反応せず、反応するのはコイやニゴイという状態。まだ時合に入っていないのだろう。まあ、光量が落ちてから日没までの間にチャンスがあるだろうと楽観。
 李立と秦明はアユのアタックを引き出しとりあえずのノーフィッシュ回避していた。
 アユは更にシャローに入ってきている。
 それでもなかなかナマズの反応は得られず、ふと秦明が「これって千夜釣行の展開じゃない?」と呟く。「やめてくださいよ、千夜釣行の話題に触れた日って大概ボーズで終わるんだから」と朕は諌める。
 光量が落ちてきた頃朕は上流側へ向かうナマズの姿を発見。
 しかし、この頃、冷たく強い北からの風が吹くようになっていた。水面は波立ちアユの姿も消える。
 何というツキの無さ。
 美しい水の流れと幻想的な風景の中で、今日もまた千夜釣行な日となってしまったことを悔やむのだった。
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テーマ : お仕事奮闘記
ジャンル : 就職・お仕事

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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