踏襲未遂

 11月8日。

 先日、施恩はジギング船に乗り、太刀魚を。
 李立と秦明はドブへ行き、李立シー五本の他カマスを。
 グランドマスターも抜かりなく四本のシーをキャッチ。
 それぞれ、どこぞの気違いに「お前らに、釣られた魚が、かわいそう」と僻まれるような釣りを楽しんでいたのだった。
 この結果を見て、朕も「おめえらばっかポイント独り占めしてんじゃねえよ!」と、レジェンド泣きで吠えたことはいうまでもない。

 かくして迎えた当日。
 昨日で購入したタトゥラUSAモデルに入魂しようと“本気”を出す肚積もりでいたが、釣れなかった時に面目を保つ言い訳をレジェンドⅡに倣い、予め用意した。
 すなわち「今日は初めて使うタトゥラで釣れるかの実験」というものだ。

 この日も宇奈根に入る。
 弱い雨、ローライト、意外にもぬるい水、中潮という潮回り。
 天象を味方に付けられたか、と期待。
 ブラックもナマズも見えるところに居たが、どちらも無視されたり逃げられたりと相変わらず。見えるほどに居るのだから、という考えの元キャストを続けてみるが日没まで何事も起こらず終了。
 まさに「多摩川は見えてくるものがないのう」状態。
 「メシなんか食わねえぞ!」とブチキレようにも今日は単独で来ているため、吠える相手も居ない。とぼとぼとメシを買って帰路に就くのだった。
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tag : ルアーフィッシング シーバスフィッシング 多摩川

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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