バトルトラック2015

 10月22日。

 『ホーリーマウンテン』を死ぬ前にもう一度見ておきたい。ふざけたオチが抜群だったが、途中の内容が記憶から消えてしまっているからだ。『エルトポ』にいたっては未見のままである。
 『マッドマックス4』も立派なフリークスムービーだった。ああいう映像は胡乱なヒューマニズムの跋扈する現代社会にあって封殺されたのかと思っていたが杞憂だったようだ。
 帰ってきたロカタンスキーの熱狂さめやらぬこの日、長潮でありながらもウォーボーイになったつもりで原チャリを走らせ、我がウェイストランドへ向かう。
 最近、劇場でマッドマックスシリーズをコンプリートしたという義士は既に宿河原堰下に到着しているとのことで、朕も現地へ急ぐ。

 合流し、話を聞いたところ、どうやら状況は芳しくないようである。
 V8の鼓動を感じながらやってきた朕のンションは一気にダウン。
 確かに目に見える魚が居ない。義士曰く、見えた魚はコイとボラだけだという。
 ここで粘ったところでザとなってしまうだろう。
 今日は良くない日だが、五本松ならまだアユも残っているだろうし流れも効いている。あそここそが我々のグリーンプレイスだ、と大きく移動することにした。

 五本松エリアにアユの姿は濃厚だった。
 コイの他、以前からここで見かける釣れない40アップのブラックの姿もあった。
 魚が活発に動く日でないというのは承知のうえだが「もしかしたら釣れるかもしれねえじゃねえかよお!」と、レジェンドⅡばりの空疎な根性を出しキープキャスティング。
 駄菓子菓子…夕刻近付く頃バイトらしき感触はあったものの、朕はコイをスレ掛かりさせ、義士はTD-Zがイカれるという散々な目に遭う。
 次のグリーンプレイスを求める女たちにマックスはこう言った。
 「希望など持たぬことだ」と。
 安っぽい人情は持ち合わせぬ破綻者の言葉がやけに沁みたところでこの日は終了となった。

 ※マー語
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

dragon

Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

最新記事
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
QRコード
QRコード