無間の如く

 10月4日。

 昨晩、ザ・タックルボックスの店長や、店舗時代からの常連客との宴席に参加した朕は、ウェイクミノーの代替品候補を知り、フラットラップ16を持て余す己の不明を知るなど有益な情報を得ることはできたが、長きに渡る禁欲生活が祟り、わずかな酒精で体の不調を強いられる憂き目を見ることになってしまった。
 夕刻近付く頃、どうにか行動可能な状態になり、登戸へ向かう。

 現地入りしたところ、三輪バギーは無かったが、師匠、李俊、秦明、李立、施恩の他、シャッドマン、下野さんといった馴染みの姿があった。
 既に秦明がスモールマウスをキャッチしていたが、相変わらず状況は上向いていないという感じ。
 南風ではあるが、風が強すぎ、この気温ではシャローのナマズは諦めた方がいいかもしれないと思われた。
 そこでベイトの存在が確認できる付近の水深水量がある場所を意識して巻き倒してみることにした。

 陽が落ちて、皆去って行っても朕はキープキャスティング。
 時間はあるのでとにかくやりきってみようと思っていたが酒毒が回り、道半ばにして納竿。
 かの信陵君は酒毒のためにその生涯を閉じたというが、彼は生前多くの功を成してのことだからまだ救いはある。しかし、朕は何の功も成し得ず、下った腹の前にむなしく帰路に就くこととなってしまった。

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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