内憂外患

 9月15日。

 昨日、ザ・タックルボックスからトライリーン・ビッグゲーム20、25lbを購入したので、同じくトライリーン愛用者にして廃人仲間である李立に渡すため多摩川へ向かった。
 現在、登戸界隈はナマズ狙いに適した環境は無いが「もしかしたら釣れるかもしれねえじゃねえかよお」という素晴らしい言葉もあるので、一応タックルも持って現地へ向かった。

 登戸に着いてみれば、堰は相変わらず開放されたままで、狛江中洲へ渡る道も水路になっていたためエントリー不可。
 堰が閉じ、流れが緩み水位が上がれば第一ワンドに可能性が生じるが、現在の状況を見る限りそれも望めそうもない。

 それにしてもこの流域を巻き込んだあの大規模河川工事は一体なんだったのか。この大水で壊れたからと言ってまた予算を引っ張り出そうというのか。そのためにわずかに残った自然環境を破壊するとは許しがたい連中だ。
 「犯した罪は許せても、その性根は許せぬ」とはこのことだ。
 嘘つきやビッチもろとも災いが降りかかるよう、朕は天地神明に祈った。
 その祈りが通じての安保法案かというとまた違う。残念ながらこれは白人たちの意向に従おうという悪人の所業だ。主がアンチクライストの朕の願いを聞き入れるはずもない。

 結局、登戸エリアに魚の釣れる条件が備わった場所を発見できなかった我々は、釣りに没頭できる時間をじゅうぶんに持ちながらも、日没と共に撤退した。

 9月19日。

 先日は、平日にワーク可能な生活環境にありながら、再びの雨に出る気力を無くし、鬱々として心楽しまず過ごしていたが、「おめえは根性が無え」とレジェンドⅡに言われていた李立が根性を見せていた。
 朕も行っていれば、と思わなくもなかったが、どうすればスモールマウスが釣れるのかますますわからなくなっているので、ここは「オレはおめえと違ってガチじゃねえからよお」と言う他法が無かった。

 かくして迎えた当日。
 多摩川での釣りが停滞を強いられ、かといって貧しさのため遠征もかなわぬ現在、ドブでのシーバスフィッシングだけが釣果を期待できる機会となっている。
 幸い、この日は秦明と休日が合う。
 小潮ではあるが、干満の動きははっきり出ているし、川からの流量も増えているのだからそこそこ釣れるでしょう、と期待し秦明、李立と合流。

 現地入りしてみると沿岸にはベートフィッシュが押し寄せていて、どこかのタイミングでシーがやってくるのではないかと思わせる状況。しかし、それはあくまで見た目だけの印象に過ぎないと思い知らされる。
 また、立ち入り禁止箇所だらけの世知辛さも災いし、ドブエリアを走り回ってようやく入れた場所で、李立が二本のフッコをキャッチ。
 盛況でもなく、打てる場所も限られる中での釣果。感心することしきり。
 しかしここまで。
 
 海の状況もさることながら、好条件の場所を探しきれないという窮屈なフィールド環境に辟易し、釣りをやりきったという感覚も得られず、龍盛菜館へ避難。
 「メシなんか食わねえぞ!」とキレる気力も湧かず、美味い食でやるせなさを鎮めるしかできなかった。
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テーマ : お仕事奮闘記
ジャンル : 就職・お仕事

tag : 多摩川 ルアーフィッシング シーバスフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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