にほんごあたらしい

 8月15日。

 久しぶりとなるエサ釣り。
 今年は渋い釣りが続いているが、あのカみちょうに釣れる釣りは得がたい快楽である。これを味わうためにレジェンドⅡはヘラ台まで買ったほどだ。

 登戸入りし準備していたところ師匠が現れる。
 「さっき電話したんだけど…」と師匠。
 「オレも電話しましたよ…」と朕。
 仙境にある者同士の会話というものである。
 師匠はこの日ルアータックルしゃ持ってきていなかった。水の動きが悪くオイカワの寄りが悪いから、とのこと。
 出端を挫かれる。
 とりあえずタックルを組んでしまったので、先日師匠から借りたDVDの作品評などをして糸を垂れる。
 まったく最低だったのは『アイアンフィスト』。かったるいカンフーアクションと、不快なヒップホップサウンドに開始早々から見る気が失せた。
 サイテーぶりでは『GIジョー』も負けておらず、ロック様、イ・ビョンホン、ブルース・ウィリスといった顔ぶれが出ているというだけで、まったくつまらない映画だった。
 『スペル』はサム・ライミ作品というだけに期待したが、恐怖映画仕立ての退屈なドタバタコメディ。サム・ライミはこの映画の主人公のようなタイプの女が嫌いなんだろうな、ということだけはわかった。
 『トータルリコール・リメイク版』はリメイクする意味などあったのか?と思えるほどの駄作。凶暴なケイト・ベッキンセールだけが良かった。そもそもトータルリコールは、主人公をシュワルツェネッガーではなくマイケル・アイアンサイドにした方が良かったんでないの?と思っていた。バーホーベンも金集めるために仕方なかったんだろうな…。
 『ヘンゼルとグレーテル』はCG感ばりばりの映像がちょっと…な感じだったが、タダで見られるなら十分な出来の娯楽作品だった。黒魔女の女優、妙に色っぺえなあ、と思っていたらジーン・グレイじゃないか!ファムケ・ヤンセンってイイ女だったんだな、と見直した。
 とまあこんなもんだったから『NYPD15分署』がとんでもない傑作に感じられた。チョウ・ユンファ、アメリカの中国人社会、権力の犬同士の諍い、それぞれのキャラクター、アクション。突出した面白さというものはないが、映画作品として一番見ごたえがあった。
 そんなことをダベくっている間に張横が現れ、多摩川ブラック情報を聞く。話の内容から朕にも釣れる状況にあるのかどうかを測ることができる。
 彼もまたフィールドワーカーの一人である。

 釣りの方はというと、よほどこのポイントが魚を寄せる要素に乏しいのか、オイカワが一匹釣れたのみ。
 そんな中、師匠が20センチ弱のスモールマウスをキャッチ。
 「小さいじゃないですか」と朕が突っ込むと、続けて張横も同クラスを釣り上げ「多摩川バスはすべてキーパーサイズ」と斬って取った。

 夕刻近付く頃、李立と秦明登場。
 夜ナマ勝負の構えだが、一通りブラックにもちょっかいだそうというノリだ。
 それから登戸エリアは何事もなく平穏のうちに終了。
 朕は帰宅が楽で、魚の来る条件も揃う五本松へ。秦明と李立は堰下流域へ移動。

 堰下流域は「釣れましたか?」「アタリはあるよ」で終わってしまったようだが、五本松は一本キャッチ成功。
 流域ごとに食性が違うのか、流れの強さで有効になってくるベイトが違うのか、因果関係はわからないが、堰下流域ではカエルをイメージしたアクションに反応が良かったという。一方、五本松でルアーに触るバイトを得られるのはミノーイミテートのものだけだった。
 実釣を通して垣間見られる様々な自然の表情。そこから探る攻略の糸口。ナマズ釣りだからといってただナマズ用ルアーを投げていればいいというものでもない。
 
 釣れた数はともかく、今日もゲームが出来たことに満足し、カレーを食っていたところ、大先生こと紅蠍より素晴らしい写真が送られてきた。
 埼玉の“パープレスフック”使用がレギュレーションの“ボンド型”釣堀を思い起こさせてくれる、ナイスなセンスを感じさせる一枚だ。

 ※マー語
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tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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