語録に遊ぶ川辺
6月2日。
ルアーフィッシングの師匠と、師を超えた弟子の注進により、次に打つべき手を得た朕は、条件の当てはまる場所として中野島堰下エリアの様子を見に行こうと思っていた。
と、その前に、ウォーターマフィアが去ってから未見の五本松エリアも見ておかなきゃならない。あそこも条件が揃っていそうだと昼前に出発。
今日は丸一日時間を使えるのだ。金さえ使わなければ何でもできる。この時間を無為に過ごすのは勿体ないというものだ。
しかし移動手段はど 鉄のチャリ。この一、二年の生活環境でな から体力の衰えた現在の朕には過酷な乗り物である。
五本松到着。
見たところ、浅瀬が狭まるなど、多少の変化は認められるものの、大きく変わったところはわからない。水量は豊富で、抉れの範囲が以前より広がっている。
水路状のワンドに小さな流れ込みはあるものの全体への影響力は少ないだろう。
伏流水がそこかしこから出ているようでウィードも繁茂していて、水質は良さそうだが、面積が狭く水深が浅すぎるのが難点。
この一帯、悪くはなさそうだが、カバー要素がプアな印象。日中の攻略には厳しいかもしれない。
というわけで上流へ移動。
移動といっても、ずっと上流まで行くだけの気力は無いので、堰からの流れ出しを見に行くだけに止める。
この流れは合流点までの作りが、渓流のような作りになっていることを期待したがほとんど断崖の平瀬。
上流部はプールになっているが、ここに至るまでは浅瀬が続いているため、大型の魚の往来には厳しいだろう。それでも中~大型のコイが見えるので一通り打ってみる、が、鉄板を一枚ロストしただけで終了。
再び五本松に戻り、拾えるものは拾っておこうとジャークベート、ペンシルベートで一流し。
ペンシルベイトにコイらしきチェイスはあったがそれ以上のことは起こらず。
ここでスローダウンすればスモールマウスは得られるか、というところだがそれは無いと判断できる。らしき兆候も無いし、新陳代謝の活発なこの時期にカバーのプアな捕食効率の悪い場所に長く止まることなど考えられないからだ。
やがて襲い来る眠気と空腹。
帰宅し一寝入りしてから再度来ることにした。
十分に休憩を取り、夕刻再出発。
多摩川水道橋を渡らないというだけで何と体の楽なことか。
李立は宇奈根へ行くとの報あり。魚を釣るより仲間とつるんでバカ騒ぎしたいレジェンドたちは、こういう場面で年嵩にモノ言わせ無理矢理こちらに付き合わせようとするだろうが“ガチな”我々はそんな馬鹿げたことはしない。それぞれに良いと思われるポイントに入り、後に有効になるデータを共有するだけである。
さて、予想通りナマズは動き出すだろうか、このエリアにいるのだろうか、というところだがその点は問題なかった。
イマカツ高級クランクベートのリップ破損というアクシデントはあったが、ナマズの姿も見え、久しぶりのサイトフィッシングにも挑戦できた。好反応にも関わらず手元バラシをやらかしてしまったが…。
本流筋の水面直下を泳ぐナマズの姿も見えた。
宇奈根エリアに入っていた李立からの釣果が送られてくる。
「そっちはどうですか?」と来たので、良く釣れる状況下にあって自分だけ釣れないバギーのおっちゃん ばりに「オレだってちゃんとやってるよ!」とキレたいところではあったが、フッキングを決められずにいるだけで状況は決して悪くはない、と、あるがままを報告した。
翌朝が早いため、そろそろ帰らなければという頃、ようやく朕もキャッチに成功。
どうにかノーフィッシュを逃れ、安んじて帰宅することが出来たのだった。
※マー語
ルアーフィッシングの師匠と、師を超えた弟子の注進により、次に打つべき手を得た朕は、条件の当てはまる場所として中野島堰下エリアの様子を見に行こうと思っていた。
と、その前に、ウォーターマフィアが去ってから未見の五本松エリアも見ておかなきゃならない。あそこも条件が揃っていそうだと昼前に出発。
今日は丸一日時間を使えるのだ。金さえ使わなければ何でもできる。この時間を無為に過ごすのは勿体ないというものだ。
しかし移動手段は
五本松到着。
見たところ、浅瀬が狭まるなど、多少の変化は認められるものの、大きく変わったところはわからない。水量は豊富で、抉れの範囲が以前より広がっている。
水路状のワンドに小さな流れ込みはあるものの全体への影響力は少ないだろう。
伏流水がそこかしこから出ているようでウィードも繁茂していて、水質は良さそうだが、面積が狭く水深が浅すぎるのが難点。
この一帯、悪くはなさそうだが、カバー要素がプアな印象。日中の攻略には厳しいかもしれない。
というわけで上流へ移動。
移動といっても、ずっと上流まで行くだけの気力は無いので、堰からの流れ出しを見に行くだけに止める。
この流れは合流点までの作りが、渓流のような作りになっていることを期待したがほとんど断崖の平瀬。
上流部はプールになっているが、ここに至るまでは浅瀬が続いているため、大型の魚の往来には厳しいだろう。それでも中~大型のコイが見えるので一通り打ってみる、が、鉄板を一枚ロストしただけで終了。
再び五本松に戻り、拾えるものは拾っておこうとジャークベート、ペンシルベートで一流し。
ペンシルベイトにコイらしきチェイスはあったがそれ以上のことは起こらず。
ここでスローダウンすればスモールマウスは得られるか、というところだがそれは無いと判断できる。らしき兆候も無いし、新陳代謝の活発なこの時期にカバーのプアな捕食効率の悪い場所に長く止まることなど考えられないからだ。
やがて襲い来る眠気と空腹。
帰宅し一寝入りしてから再度来ることにした。
十分に休憩を取り、夕刻再出発。
多摩川水道橋を渡らないというだけで何と体の楽なことか。
李立は宇奈根へ行くとの報あり。魚を釣るより仲間とつるんでバカ騒ぎしたいレジェンドたちは、こういう場面で年嵩にモノ言わせ無理矢理こちらに付き合わせようとするだろうが“ガチな”我々はそんな馬鹿げたことはしない。それぞれに良いと思われるポイントに入り、後に有効になるデータを共有するだけである。
さて、予想通りナマズは動き出すだろうか、このエリアにいるのだろうか、というところだがその点は問題なかった。

本流筋の水面直下を泳ぐナマズの姿も見えた。
宇奈根エリアに入っていた李立からの釣果が送られてくる。

翌朝が早いため、そろそろ帰らなければという頃、ようやく朕もキャッチに成功。

※マー語
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