あのビッグマウスはもう聞けぬのか

 5月31日。

 昨日、の店長らコアなフィッシャーマンたちとの酒席で話題に上ったカみちょうに釣っている高校生。
 すなわち李立である。昨日もしっかり釣って、その威を示していた。

 かくして迎えた当日。
 先日雨も降ったことだし、そろそろいいのでは、ということでエサ釣りをやろうと意気込んでいた。さすがに連続ノーフィッシュは食らいたくないので、出発前に師匠に電話してみる。
 あの小物ポイントで釣りを成立させるのはまだ難しいとの仰せ。
 師匠の見込みは正確で、レジェンドのように「でもよお…」と言って否定したところでボロが出るのは目に見えている。
 釣り師である以前に自然観察者の朕は、同じく自然観察者である師匠の忠告を素直に聞き入れ、エサ釣りを断念。
 バカみちょうに釣れる快楽を味わえるまで今しばらく待たなければならないと知る。

 というわけで、この日もルアータックルのみで多摩川へ。
 登戸エリアの水は相変わらずどんよりとした印象。加えて北風。
 五時の鐘を境に堰下エリアへ向かう。
 このところの流れを見れば、水量の多い宇奈根の方が良さそうだが、翌朝の早い朕は帰りの楽な堰下に居座り、宇奈根へ行くという李立を「オレはお前と違ってガチじゃねえからよお」と言って見送った。
 完全に陽が落ちるまで打ち続けてみたが結局朕はノーバイト。大潮の日にここまで手応えがないということは完全に外しているのだ。
 美しい水の流れと、幻想的な風景の中にAlong the wayが流れる。

 一方、李立からも報が無い。
 向こうも外したのか、と寝床に就こうとしていた頃、施恩からの報あり。
 宇奈根で外し、更に下り、本流から外れた細い流れに入ったところ、十回を超えるバイトは出たが、一匹しかキャッチできなかったという内容。
 梅雨はまだ見えていないが、スポーニングの動きに入っているということなのか。先日まで釣れていたエリアが不発に終わったのはそういう理由からか。

 その日は残念な結果に終わっても、次回の手掛かりとなるのならそれもまたありだ。その時の結果しか見えない者には「だらしがねえ」と言われてしまうのだろうが…。

 ※マー語
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tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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