ビッチじゃないわ!コールアップよ!

 2月13日。

 昨日は盛況とまではいかなくとも、回遊のタイミングに当り、40アップを得ることが出来た。
相変わらずナマズを得ることは出来なかったが、その時々で釣り易い魚を狙うのが朕のスタイルであることを考えれば十分な釣果ともいえる。
 今日こそはナマズを、と思いつつ外へ出れば明らかに下り坂の気象。持ち歩くタックルはいつも通りだが意識はスモールマウスに絞られる。
 長潮であることを考えれば、ますますスモールマウスに集中した方が良いだろう。
 魚種ごとの潮汐の影響については実釣を通して得たもの以外は何も知らないので詳細は述べられない。

 現地に到着したところ先客あり。
 田辺イズムなタックルを使用していたので挨拶がてら話を聞いてみた。
 普段は上流の水域で釣りをしていて、今年既に何本かのナマズを手にしているという。
 現在のこのエリアの傾向を問われたので、ここ最近の概要を説明。ざっくりとしたものだが、普通に修めてきたバサーには、あのポイントにカットテール4インチのジグヘッドワッキーを沈めてシェイクすれば釣れる、といった説明をするより、ストラクチャーとカバーの関係と進行している季節について説明したほうが役に立つと思っての配慮でもある。
 それに、フィールドの表情は毎回違うので、過去の実績商品やメソッドについて語っても、聞く側にとっては何の意味も無い、つまらない自慢話にしかならない。

 スタートからしばらくの間は穏やかであったため、キャロライナリグでストラクチャーを流していたが、やがて強い風が一帯に吹き付けるようになる。
 さあ、巻く時だ!
 と、風の中リーダーを組むのに苦労したがFGを組み、レアリスバイブを結ぶ。しかし、プラ製のリップレスクランクではこの風の強さに狙いのポイントまで到達せず、結局鉄板を結ぶ。
 手持ちのレンジメタルのベースカラーが赤なので、気休め程度にこれを選択。
 先客には、何故スピニングタックルなのか説明しながら逆風の中キャストしていたところストライクを得る。
 先客にラトリンがどうたらと講釈を垂れていた直後のヒット。
 「重要なのは魚の居る場所にルアーを入れることだけだったみたいですね。いちおうカラーはプリスポーンダイナマイトっぽいし…」と言って、己の見立ての甘さを誤魔化した。
 先客は朕のやり方を見て、このようなメソッドが通用するならシーバスタックルの方が良いのでは?という至極当然な疑問を投げかけてきたが、いつも巻きが有効というわけではないので、ワーミングにも適したバス用として売られている強いスピニングがベストと説明したところ納得の様子。
 風はますます強くなり、キャスティングタックルで来ていた先客は、向かい風の中ルアーを飛ばすのも厳しい状態に陥り、このまま続けても釣りにならぬということで撤退。

 強風は容赦なく体温と気力を削いでいく。
 GETTの防寒着聖 衣をしても耐え難い。
 これから李立が来るというので待ってみることにする。
 かつては朕が師であったが、いまでは下野、今江状態。
 「あいつが10釣れるところでワシは4しか釣れへん。でもな、あいつが6しか釣れへんところでワシが4釣ったらワシの勝ちやんけ」といったところか。
 この日はフィネスワーミング用のテクナAVとビッグベイト用のFVRを持って現れた。
 朕はリップレスクランクを引いていたが、早々に寒さに意気を挫かれタップアウト。
 しかし李立はこの時、キャロライナリグを解き、上がる前にとりあえずこいつを巻いてみたいと言い出し、トゥルーロマンスとパトリシア・アークエットを彷彿させるルアーを結んでいた。
 リップレスクランクのアピールも通じず、キャロライナリグのレンジでも反応が無かったのだから、そもそも魚が入って来てないのでは?と見ていたが、やれることはやっておいた方が後悔が無くていい、ぐらいの感覚でキャストしてみたところ、ものの数投で反応を得る。
 まさに連続ヒットという感じで50オーバー含む5本の40アップをキャッチ。
 波立つ水面に、通常のルアーではアピールが足りなかったのか、回遊のタイミングが今この時だったのかまでは不明だが、このルアーを使うべき場面の実際を学ぶことができた。
 そして水道橋下には「あなたはクール、あなたはクール」という言葉がこだますることになったのであった。

 翌日。
 朕の身が娑婆に囚われていた日、秦明が1本、李立が3本のスモールマウスをキャッチしていた。
 秦明は通常の攻めでキャッチしていたが、李立はまたしても炸裂させていたとのこと。
 トゥルーロマンスでは、彼女が客を取ったのはクラレンスを含め三人まででしかなかったが、クラレンスではなくドレクセルになった李立は8匹のバスを獲らせ、すっかり使い古しにしてしまったのだった。
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tag : 多摩川 ルアーフィッシング バスフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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