功夫

 1月29日。

 長潮。
 昨日の魚の状態を見れば、勢いは落ちても昨日と同じやり方で良いだろう。期待値は低いが、しかし、温度は上昇の中にあるので可能性を捨てきれない。

 まずはリップレスクランクの補充を、ということで玉屋へ。レアリスバイブは無かったが、新しいタイプのコンバットバイブが形状、ラトル音の質共にレアリスバイブに似ていたので、購入。価格がレアリスの1,5倍というのが泣き所。

 現地で施恩と合流。
 この後に労役が控えているので限られた時間で「本気出す」ことが求められていた。
 昨日、レアリスバイブをロストしてしまった施恩にコンバットバイブを一つ渡す。
 このベイトがどれほどのポテンシャルをもっているかわからないので、とりあえず巻いてみたが、強い流れの中でもしっかり泳いでいるので性能的には及第点。しかし、スピニングリールで巻くには抵抗が大きく、キャスティングリール向き。
 そこで朕はレアリスバイブで、施恩はキャスティングタックルで来ていたのでコンバットバイブでポイント一帯を探る。
 どうやらまだ魚はポイントまで達していないように思われたので、朕は変化の生ずるところ全てを打つつもりで移動とキャストを繰り返していたが反応を得られず。
 スタート地点に戻ろうとしていたところ、施恩が魚とファイトしているのが見えたので駆け寄ってみた。
 ネットまで出しているので、コイでも掛けてしまったのか、と、よくよく見てみればそれは紛れも無くブラックだった。
 40アップのスモールマウス。
 昨日の再現は厳しいかとも思っていたが、反応してくる魚が居たことを喜んだ。
 先ほどくれてやったコンバットバイブがこの状態のブラックに有効であることが証明された。レアリスバイブの代替として使えるだろう。

 この手のベイトは釣り師側にテクニックは求められないが、これで釣るためには有効なシチュエーションを理解していることが求められる。もちろん、ただ投げ倒しても遭遇率を増やすこともできるが、より率を上げるためにはやはり使い手に相応の知識を要求するものだ。

 やがて労役を終えた李立が到着。
 昨日の再現を試みるが、やはり今日は芳しい日ではなかった。
 施恩が去った後も停滞を釣るべく攻め手を変えて少し続けてみるが案の定。

 釣れないときは悔しいが、何かが足りなかったためだと納得はできる。何が欠けていたのかを可能な限り冷静で客観的な科学の目で判断し、出来ることを改めていけば、おのずと釣りは上手くなるというもの。
 自分自身、だいぶ目が養われてきたつもりではあるが、功の成る日はいつになるやらというところだ。そしてその習得速度は薄皮を塗り重ねていくかのごとくである。しかし、歩みは遅くとも、この作業に朕は釣りの醍醐味を感じている。
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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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