アげときますか!? ~多摩川帝国編~

 12月24日。

 昨日は猛烈な眠気のため、ワークを怠ってしまった。
 今日は施恩も休日とのことで“本気出す”をテーマに宿河原堰上で合流。
 まずはスモールマウスを狙ってみることにする。

 現地に到着してみれば、透明度はあったが流出土砂の濁りが一帯を覆っていた。
 漁協のおっちゃんが言うには三月まで工事は続き、川崎側に当っている流れを狛江側に当るようにするのだという。
 川の流れを一気に変えてしまおうという大掛かりな工事だが、そのことに一体どんな意味があるのだろう…どう考えてもただの税金ドロボーじゃねえか!
 ナイトライダーが退治してくれるのを願うばかりだ。朕がもし富豪だったら、選びぬかれた復讐の戦士に特別追跡車を喜んで与えるだろう。
 道端で知り合った翁も、この何とか落ち着きだしてきた自然の調和を破壊する所業を嘆いておられた。翁からは魚の調理方法について幾つかを教わり、この翁は体こそ衰えても頭は冴え続けているアングラーであることを知った。

 一方、実釣の方はというとこれといった手応えも兆しも得られず、陽が傾き出したのを機に、堰下エリアのナマズ狙いに移行。
 次こそは本気出すぞ!と、何も見えていないのに吠えてみた。
 ナマズ狙いには釣れるための諸条件が揃いやすい宇奈根エリアの方がベターであるとは思っていたが、スモール狙いで本気を出しすぎてしまったためか、大移動が面倒になり、とりあえずのエリアから絞り出せるか、ということになったという次第。

 このエリアの濁りは程よいという感じに目には映ったが、実際のところは打ってみないとわからない。
 二手に別れ流していたところ、施恩が魚の溜まるポイントを発見。
 ならば、コイでもいいから口掛りで釣ってノーフィッシュを免れよう、と移動を始めたところ、施恩が魚をヒットさせていた。
 ナマズではないという。
 フナでもバイトしてきたか?と寄せてみれば、何とスモールマウス。
 突然慎重になり、キャッチ成功。
 40には惜しくも届かなかったが、美しい魚体。
 バスだということで、釣ったわけでもない朕も大喜びし「アげときますか?」と言えば、施恩がバスを上げて見せた。
 「ワハハハハハ!!」
 すっかりモリゾー気分である。
 と、冷静に考えてみれば、ナマズ狙いのゲード外道なのだ。しかし、フィッシュイーター狙いの肝を施恩が体得していることが証明されたのも事実。
 そして間を置かず、朕もナマズらしき魚をヒットさせるがファイト中にバラす。
 「ふっ、オレの本気はこんなもんか…」と呟いていた頃、李立到着。
 見ればFVRのビッグベイトロッドを持っていた。アプリケーションはビッグベイトを謳ってはいるが、そこはやはりアメリカンロッド。重量級バーサタイルという感触であった。
 その後、朕が再びバイトを得るが、またしてもバラし。
 李立が「だからグラスロッドにしろって言っただんべ」と、マー語で指摘。
 ペチット遠征もままならぬ状況が続くのなら、更に一歩踏み込んだ冬ナマ対策が必要なのか…。
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tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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