香しき海域

 12月12日。

 昨日、どっぷりと娑婆の毒気に当てられていた朕は臥所に斃れられ、うつうつとこころたのしまず睡眠を貪っておられた。
 そこへはからずも朗報が舞い込む。グランドマスター・秦明よりソルトゲームへのいざない。
 朕は即座に竜顔ほころばせ、ご機嫌うるわしくなり、気力体力が回復しあそばれた。

 かくして夕刻、秦明、施恩、李立らと合流。
 来年春まで行くことはないだろうと思われていたドブへ。当然、秋によく釣れていたから行くというわけではない。
 それぞれの持ち時間の問題もあり、この時期かの地では現に何が起こっているのかを見に行く、という感覚であった。
 とはいえ、まったくの未知に挑むというほどでもなく、ある程度の予測は立てられるので、本命ターゲットはメバルというつもりで出発。

 ドブ一帯は朕がまだ庶民であった頃から通い込んできたエリア。概要を把握している者として今回入るべき場所を挙げる。
 朕が選んだのは扇島。
 一帯の構成要素と現在の気象を考えれば、立ち入り可能範囲ではここしかないという感じである。そして一同異存は無いとのこと。

 施恩が小型のジグヘッドを持っていないということで、道中シマヤ釣具に寄ったところワゴンセールに超一流ルアーを発見。ラパラ、ラッキークラフト、アイマ、ジャクソンといったところのルアーがすべて税込み500円天という破格値。
 朕はサイレントモデルのサミー100、CDラパラ、ダイワの大型ソルトペンシルを買い2500円天消費…。

 扇島到着。
 やや寒い冬の夜という感じだが、風はいい具合にポイント側に吹き付けており、魚は散っている、あるいはひとところに落ち着いていないという印象であり、それぞれが狙いどころを見出し、全員が結果を出せていた。

 朕は三匹のメバルをキャッチ。
 これは通い込むことによって知り得ていたこのエリアの傾向に対応してのベイト選択と探りの手順による結果。単に一日の長というもの。
 李立はメバルを一匹と二粒。
 面で魚を追う朕に対し、李立は点を丁寧に探っていたが、ここではそれはあまりにも効率が悪いのだ。
 秦明はこのエリアは初心でもやはりグランドマスターである。
 状況を把握するやしっかりアジとメバルをキャッチ。
 施恩はここでの経験値の低さを認め、わからぬ部分は聞いて貪欲に取り入れるという姿勢。
 この謙虚さと素直さが生き、セイゴとメバルをキャッチ。

 他にも皆、何度か反応を得てはいたがキャッチできたのは以上である。
 数的には大したことはなかったが、小物を狙うのだからとただ小さいルアーをキャストするのではなく、現場の状況を把握しベイトを合わせていくという理想に近いゲームが出来たと思う。
 いずれはこういう釣りをブラックで、と思いつつ納竿。
 龍盛菜館のラストオーダーにも間に合い、満足の体でこの日の釣りは終了。

 帰宅後、ゲームをしたという充実感に浸っていたところ武松よりメール着信。
 バギーのおっちゃんぢょんと共に横須賀まで足を延ばし、産卵前のシーが立ち寄るというエリアを見つけ、ナイスサイズのシーをキャッチしていたのだった。
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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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