イエスキリスト!

 9月21日。

 先日、秦明から聞かされたメッキの話が気になって仕方なかった。
 江ノ島のような、アクセス至便な場所にまで来るというのなら、低迷気味のナマズや、薄いスモールマウスを狙うより楽しそうだし、勝負時間帯が日中なら、早寝も出来て一石二鳥というものだ。
 しかし、メッキという魚、去年偶然回遊に出くわし釣ったことがあるだけで、狙いどころの肝はまるでわかっていない。
 しかし、それを探っていくのがゲームフィッシングの醍醐味だ、と大いに興をそそられる。
 この提案に李立が参加表明。この種の挑戦に意欲的な史進がクルマを出す運びとなり、江ノ島行き決定。

 移動の道中、ライアン・ダンの死を知った。
 クソ溜めにダイブしたり、熊谷直子に戦いを挑んだり、と勇敢な男だった。
 エイナスにミニカーを突っ込むというハードなスタントを成功させたほどなのに、交通事故で亡くなってしまったとは…。

 江ノ島到着。
 この偏光グラスのレンズがルビー製のものだったらどんなに素敵なことだろう、と思えるような光景が広がっていた。
 アダマンチウムを溶かすほどの熱量を持つブラスト照射を自ら制御できなくたって構うものか。

 空きスペースを見つけてはキャストし、二度メッキの姿を確認できたが、見えているわけでもない状況で回遊魚相手に少なすぎる釣り座は致命的。
 実釣約一時間程度で“オクラホマ”を宣言。

 「メシなんか食わねえぞ!」と皆キレていたが、朝から何も食っていない上、PAの無駄に高い定食に金を払う気にもならなかったため、結局宿河原のブラック企業牛丼を食うことになった。
 と、その頃、秦明より電話着信。
 ヨーダ師は、オビワンとアナキンの様子を気にしていたが、ドロイド軍団相手に歯が立たずというところだった。
 秦明の話から、我々がノーフィッシュに終わったのは知識と洞察力の不足が原因だったということが判明。

 朕はおビールを飲んだため、その後泥のように眠りこけていたが、家から徒歩で行ける距離に荒川があるという史進はカマスをキャッチしていた。
 一方、武松、ぢょん、施恩らとドブに行った李立はシーをキャッチしていた。状況を聞いたところ、李立が釣れたのは自然環境の中のシーバス、という考え方が身に付いているためのものであった。

 朝からシャバ漬けになる前日の自由に動ける貴重な時間を無為に潰してしまったことを天に向かって嘆く朕であった。
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tag : ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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