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野良★ミャオ 川崎狛江放浪編

 9月10日。

 人生を逆転させるため、民間軍事会社を立ち上げて金と名声を得て、女にモテまくろうと思っていたが、こんなときになびいてくる女は軒並みビッチだろうし、知名度を得たところで気持ち悪いミリタリーオタクしか寄ってこないだろうということで、計画は中断することにしたこの日。

 先ほど雨が降った。
 今の時期の増水はプラスばかりではないということもあるが、下がった気温が落ち着いてきて、暖かく感じるというほどなので、増水したシャローにも脈はあるかもしれないと考えた。

 現地に着いたところ、施恩がいた。
 ブラックを狙っているのかと思いきや、狙っていたのはカニだった。
 今日はこれから武芸を磨きにいくとのことで、施恩はこの釣果で十分だ、と撤退。

 ここから単独釣行開始。
 よく仲間とツルんでいるからといって、朕に釣る力無いと思われるのはおおいにまちがいである。状況を見極め、ヒットに持ち込む能力に長けていればこそ、若い連中も耳を傾けているのだ。この、腕ではなく頭で釣る力が無ければ、流行遅れの理屈っぽいオッサンと一蹴されていたことだろう。

 今日の濁りは泥質のものではなく、塵芥混じりの魚に不活発を強いる悪質なもの。
 川には下水のような臭いが漂う。これに季節の変わり目が加わり、タフコンデション…と言いたいところだが、大潮である。正解の場所を当てられれば可能性はある。

 本流筋に近く、かつ本流からの塵芥をブロックできるシャローを探し、五本松、第一、第二ワンド、狛江人妻ヶ浜と潰していく。
 やはりというべきか、反応を得られたのは狛江人妻ヶ浜下流側。大きな水塊が近く、本流が直接当たらないシャローフラットを有している。
 だからといって人妻ヶ浜が100%正解のエリアだったかというと疑問符が付く。
 バイトはそこそこに出たが食いは浅く、唯一足元まで寄せたバイトもラインがフックに絡みフックアウト。その後反応を得ることも無かった。
 もしかしたらベイトの選択を誤っていただけで、実は正解の場所だったのかもしれない。或いは、そもそもこの流域のナマズが全体的に不活発にあるのかもしれない。
 この辺を絞りきれないのが単独釣行の欠点であり、朕が同行者を伴いたがるのは、より精度の高い状況把握をしたいためである。

 明日になれば塵芥も落ち着き、川もまた別な表情になっているだろう。
 明日もこのエリアに入るつもりだが、それは今日ここでバイトが出たからという理由ではなく、ここでバイトが出たことにより、追うべき水の動きが見えてきたからだ。
 当然、かの人妻との運命の再会という期待も込みである。
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テーマ : お仕事奮闘記
ジャンル : 就職・お仕事

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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