凄いバイブ

 8月23日。

 一巡目の中潮の夜、李立が成功を収めていた。
 いつものチアーバンプと、切り身をジョイントさせた二つ胴を用いて、ナマ師としての務めを果たしていたのだった。

 この日も昨日からの流れの続きにある。
 下流で行われる花火大会の影響はどう出るかだが、ポイントは会場から離れていることだし、ということで委細構わずルアータックルと小物タックルを持って雨交じりの中、登戸へ向かった。

 先客は何人かいたが、師匠の姿は無かった。
 しかし、朕も入門して今年で三年目になる。既に小物もだいぶ寄るようになっているので滞りなく小物二桁釣果を達成。
 雨が上がり、師匠到着。
 どうやら隣で釣りをしていた母娘らしき二人組も師匠の弟子だったようだ。
 更に張横も登場。
 ここに来る前に、グッドコンデションのラージマウスをキャッチしており、多摩川職人としての務めは果たしていた。
 そして、以前朕が取り沙汰していた、メジャーなメーカーのマイナールアー、スゴイバイブを見せてもらった。
 当時から、技に頼らない釣りを身上としていた朕は、このルアーに大変お世話になっていた。
 朕はブラックにしか使っていなかったが、張横曰くシーにも効くという。
 ヤマモトで優秀なのはソフトプラスチックだけではないのだ。
 
 しばらくして、李立と施恩が現れた。
 これからカースティングに行くのだという。ビッグバドが相当気に入ったらしい。
 入れ替わるようにグランドマスターの秦明登場。
 ここで図らずも、多摩川ルアーフィッシングサミット開催と相成った。

 夕刻近付き、スモールマウスは不発のまま、師匠と張横は撤退。
 ナマ師となった朕と秦明ではあるが、この時点で疲労感に支配されていたため、そこが一級でないと知りながらも、アクセス容易な第二ワンドで“釣れればラッキー”な一尾を狙うことにした。

 第二ワンド周辺には裸族の男がいて、肝を冷やされたが、我々はフォースと共にある。恐れずポイント入り。
 やがてカースティング帰りの李立と施恩も合流。
 一巡目の中潮なのだから、一級ポイントから外れてもそれなりに釣れるだろうと期待したが甘かった。花火の光と音に怯えるベイトフィッシュを見るだけで、ナマズだと確信できる反応を見ることなく終了。
 ポイント選択で妥協するとこうなることを思い知らされることとなった。

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tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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