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雨に踊る極厳修行者音頭

 9月20日。

 昨日は釣行可能時間がありながら、ハンドルのがたつきに起因する振動がシェイクするたびにグリップで増幅されどうにもならなくなるぐらいどうにもならない眠気に完敗し、翌朝まで眠ってしまった。釣り廃人とあろうものが釣りという低レベルな競争を怠るとはとんだ失態である。
 「あいつはしょっちゅう行ってるから釣れるんだ
 恒常的に釣れない者が吐きかける汚ねえ唾は釣り廃人にとって最高の称賛。この名誉のためにもこれ以上ワークを休むわけにはいかない。
 雨の予報は出ていたが、構わず多摩川に行くことにする。

 昼食を済ませ、すぐの出発。
 早い時間なら師匠が来ているかもしれない、と降臨跡に入ってみる。
 降臨跡に師匠の姿は無く、釣り人は朕も含めわずか三人だけだった。
 こんな閑散とした日に、誤って降臨してくることの無いよう、と朕は修羅のために祈った。
 バスの姿を見ることはあったものの、どうすれば釣れるのかがわからないまま時間が経過し、師匠も来そうに無かったので、登戸を捨て、冒険心を奮い起こし、シークレットポイントを探索しつつ中野島を目指すことにする。

 秘密のポイント、内緒の場所。
 関東に、しかも東京近郊にそんなものなどあるのだろうか。
 伝説三輪氏のいう冒険心が本物だったなら、今頃は釣り廃人たちが苦戦しているときに「初めての場所は楽しいのう」とか「周りが釣れてない時に釣るのは楽しいのう」と、アホ面自撮りを決めることもしばしばあったりして釣りという低レベルな競争から卒業せずに済んだだろうに…。
 朕は結局本人こそがいうだけ番長だったために居たたまれなくなってしまった修羅を憐れんだ。

 ポイント入り。
 おめえばっかポイント独り占め状態の中、テキサスリグ、ワッキーリグ、トレーラーを様々にローテーションしながら釣り進むも、なかなか反応を得られずに時間が経過し、稀に出る反応もアタったとかバレたとか、そんな話に止まる。
 キャッチに至るには雨という天のたすけが必要だった。
 苦労しながらも粒クラスを4匹キャッチし、かろうじてノーフィッシュを免れる。
 朕はまたしても数釣りの壁を破れなかったが、雨の中現れた公孫戍は、朕の持っていたエコギアストレートをワッキーリグに組み「今日はエコギアストレートが釣れるかの実験」と、伝説式保険としながらも、このベイトだけで9匹をキャッチしていた。
 陽が沈む頃には、軽装の公孫戍が寒さに音を上げる。朕は寒さは感じていなかったが、苦戦続きでから神経をすり減らしていたので、これを機に納竿することにする。
 納竿後、中途半端な雨宿りをしながら、伝説諸氏に続く名物列伝の編纂に取り掛かろうとした我々だったが、やはり中途半端さ加減に落ち着かず、結局「お疲れえ!」と、伝説三輪式を決めての解散となった。

 ※マー語

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テーマ : プロレス
ジャンル : スポーツ

tag : 多摩川 ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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