天子の憂鬱

 青森に落ち延びてきたものの、ホームシックは強まるばかり。
 金欲しさに、狂った会社に就職してみたが、一週間でうんざりするようなことが続く。しかし、金はそれなりにもらえるのだ、と思ったら、ホームシックが一段と強まった。
 がっちり稼いで、狛江に帰ろう。なぜならオレは狛江竜ドラゴンなのだから。肉体が生を受けたのは青森だが、真の己が生まれたのは間違いなくあの地だ。
 師、長い付き合いの友、異国の友、更に嫁(マジか!?)もいる。生き別れの娘たちにも会えることもあるかもしれない。
 そんな決意の束の間、本当に申し訳程度の休息の日。
 昨晩のモンテローザの酒で痛くなった頭をなんとか堪え、昼過ぎに稽古に向かう。
 青森スポーツ会館の良いところは、団体利用の予定が入ってなければ、種目に関係なく空いてる部屋を個人利用できるところだ。
 レスリング場を借りて、空手の稽古だ。
 基本動作と形の練習しか出来ないが、それでも功夫は積まれていく。
 と、稽古を終えた後、体重計に乗ったら54キロ台…これでいいのか?いいわけが無い!天命による粛清の大殺戮の日が再び遠のいた、と思った。
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 家に戻ると、既に17時を過ぎていた。
 この時間だと、浪岡も厳しい。野木和公園にもライギョがいないことも無いらしいので、ライギョタックルを抱えて行ってみた。
 もし、ライギョが釣れたら、小バスしか釣れないというここの印象が変わってくるだろう。特に期待も持たずにフロッグを引いてみる。
 確かに、どこかからライギョらしき捕食音は聞こえているように感じられる。
 岬と橋脚が絡む付近のウィードベッドを引いていたら、突然フロッグに豪快なバイトがあった。合わせをくれてやると、十分な重さを感じデカい、と確信した。しかし、すっぽ抜ける。が、再びバイト。しかし、釣ることはできなかった。
 もしかしたら、ライギョじゃないのかもしれない。とするなら、バスだ。バスだとしたら、この池にもデカバスがいるってことだ。
 結果はボーズで、実釣時間も一時間弱しか取れず、欲求不満を大いに残すこととなったが、この池にもデカいイーターが居るという事が判明したのは、ちょっとした収穫だった。
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tag : ルアーフィッシング

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Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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