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180近い体格の不便説

 2月17日。

 貧乏長屋に戻る途中、玉屋に寄る。
 1/2オンスクラスのレンジバイブ補充のつもりが、小型のファットフリーシャッドやシマノのソールシャッドまで買い、散財。
 しかし、予定外のベイトも伝説三輪式保険として使えるので無駄な出費にはならない。
 帰宅後、ハンドルのがたつきに起因する振動がシェイクするたびにグリップで増幅されどうにもならなくなるぐらいどうにもならない眠気を収めてからの出発。
 「今日はスイッチバックシャッドとシマノのソールシャッドが釣れるかの実験
 と、唱え、貧乏長屋を出る。
 まったくもってチープな言い訳だが、本人的にはそれで面目を保てた気になれたのだからいいのだろう。
 修羅の大胆すぎる発想力には今でも驚嘆するばかりだが、肝心の釣力があまりにも低かったのは重ね重ね残念である。

 平日であるとはいえ温暖なこの日。
 先日の土曜日の黒山の人集りほどでないにしろ、もうひとつの降臨跡にはフォロワーサンの類が多数訪れているに違いない。
 もし公孫戍が今日来るとしたらそのような場所は避けるだろう、ということで韓流ポイントに入ってみることにした。
 
 ケーポップに公孫戍と張良を発見。
 「おめえばっかポイント独り占めしてんじゃねえよ!
 朕は礼儀正しく、泣きキレてポイントを横取りしたところで、何もわかっていないために所詮釣れない人の脅しで挨拶した。
 先ほど、公孫戍がタキヒロバイブでナマズを釣ったというので写真を見せていただく。
 勿論、「多摩川のナマズは流れの通るところでバイブレーション引いてくるのがパターン。つまらねえ釣りだ」と、伝説三輪式で僻むことは忘れない。
 釣れないこともない状況であるということに安心し、実験ネタの小ファットフリーシャッドやシマノのソールシャッドのスイムチェックをしたり、埋もれてしまった名品ルアー、伝説には及ばない雉やフォロワーサンなどの話をしながら、リトリーブスピードには特に気を使うまでもなく、適切なリトリーブスピードで探りを行う一同だったが、ごく稀にアタったとかバレたとかそんな話があるのみ。
 アタリがあるだけマシということにでもしておくか、などと笑っていたが、遂に釣果を得る者は無く、張良が撤退。
 張良ほどの者が釣れなかったのだから、ということで、この先釣れなくてもこれまでに正解はやり尽くして来たベテランとしての面目は潰れずに済むし、この上釣れたとなれば鬼の首級を獲ったかのごとくはしゃげば良い。
 伝説人の手法を運用できれば、いつでも精神的には勝利できるのである。
 そのヘボっぷりを指摘されれば「オレが考え無しにやってると思うか」と怒るのも、勝利を穢された思いからなのだろう。
 結局、その後反応を得ることはなく、風が冷たくなってきたこともあり「寒いじゃねえか!」と、伝説三輪式を決めて納竿とした。



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最大積載量:ギャルだけ

 2月15日。

 温かくなってきたこと、土曜日であることを考えれば、一度は釣り人の減ったもうひとつの降臨跡にまたフォロワーサンの類が大挙押し寄せてくるに違いない。
 全体的に水深が浅く、カバーが貧弱で水もクリアなところに多数の釣り人ともなればエリア全体に掛かるプレッシャーは計り知れない。
 そんな日でも強風や濁りなどがあれば朕でも釣れる可能性はあるが、この穏やかな晴天では無理だろう。

 そこで、もしかしたら釣れるかもしれねえじゃねえかよお!と思いながらも毎度空振りしている、宇奈根ガム子ンショーン下に入ってみることにした。
 ガム子とは、校舎の窓だか屋上から逆さ吊りにされた、愛すべきズベ公である。
 むかし、早乙女君のためなら死ねると言いながら、早乙女君に殺されてしまった朕にはガム子のことなど眼中に無かった。
 やがて時が経ち、多摩川通いをするようになってようやくガム子の魅力に気付いた次第である。
 そんなガム子マンション下だが、去年から今に至るまで当ったためしがないのも事実である。
 それでも魚が居ないわけではなく、この日もナマズとニゴイの姿は確認され、手を出してはそのことごとくに逃げられていた。
 打つ手を無くしたので、久しぶりに会ったコイ師の爺さんと多摩川近況の話をしながら過ごす。
 水域としては小さいが、流れ、カバー、水深と揃っているものは悪くないように思えるのだが、外していることは結果が示している。
 移動である。

 せせらぎ館からもうひとつの降臨跡を覗いてみれば、文字通り黒山の人集り。
 あそこまで過剰なプレッシャーで釣れることなどあり得るのだろうか。居並ぶ釣り人は何を恃みにキャストしているのだろうか。
 伝説三輪氏にはたまらない捕食の場になっているといえるが、朕には予想以上に絶対無理な状況になっている。
 また、聖人君似もあのような場所は好まれない。
 もし我が主君が来られるとするなら韓流の方であろう。

 韓流ポイント。
 釣り人は登戸側、狛江側にも居るが、もうひとつの降臨跡に比べれば余裕がある。
 見ればケーポップに公孫戍と夏侯章。
 いきなり高位の者に話しかけるのも礼を失するように思われたので、まずはただの先輩である公孫戍に挨拶し、主君への取次ぎを頼んだ。
 「章子にはまことにご機嫌麗しくあらせらるが、戴冠者であることを常に忘れぬよう」
 公孫戍に君臣のけじめを諭され、いよいよお目通りである。
 「君似君には今日もおかんむりでしょうか」
 と朕がいうと、
 「寡人はとうの昔に冠を打ち遣り、以来粗衣を纏っているのだ」
 と、謙遜していた。
 朕はひたすらかしこまりながら次の言葉を待つ。
 聖人君似の言葉には言外の教えが含まれているので、一語一句を聞き漏らさないようにするのである。
 被剥の妙、その奥深さに感嘆しているうちに17時を報せる鐘が鳴り、もうひとつの降臨跡の黒山もまばらになっているのが見えた。
 そこで朕は主君にいとまごいをし、もうひとつの降臨跡に移動することにした。

 もうひとつの降臨跡には鄒衍すうえん費保ひほうが居た。
 やはり先ほどまで釣りにならず往生していたようだ。来てしまったからにはエリア変更もままならないのが電車組の弱点である。
 人が減り、光量が落ちればプレッシャーも緩和され、これから先はどうにかなるだろうとキャストを続けてみたが、日中のプレッシャーが尾を引いたか、何事も起こらぬまま20時を迎える。
 修羅の切り札であるジグヘッドワッキー、1オンステキサス、ビーフリーズ78Sを投入したわけではないが、我々のごとき、新川では釣ったことの無い、大したことのねえ輩にはどうすることもできまいということで納竿とした。

 帰宅後、またしても、○回連続ボーズなし!の伝説式自慢権を得損ねうなだれているとろに、携帯電話が復活した公孫戍より、コイ1匹、ナマズ2匹をキャッチ出来たとの報が届く。
 朕が移動してから程なくしての出来事だったとのこと。
 当然朕は「やっぱそっちだったかあ」と、たとえてめえがそこに居たとしても無理な人の唾で応じたのっだった。

 ※マー語

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あのランガンよりは活動的に

 2月14日。

 先日よりまた一段温かくなったこの日。
 もうひとつの降臨跡は本当に釣れなくなってしまったのか、こちらのやり方がまずかっただけなのか。
 もうひとつの降臨跡を今後もメインの釣り場とするべきか否かを今日の結果を見て判断しよう、ということでこの日は鄒衍すうえんと合流する運びとなった。

 例によってハンドルのがたつきに起因する振動がシェイクするたびにグリップで増幅されどうにもならなくなるぐらいどうにもならない眠気のため、一寝入りしてからの出発。
 ハンドルががたつくからといって釣りにならなくなるなんて、壊れたリールでも使っていたのかといえばそんなことはない。ステラ以外のリールはすべてハンドルのがたつきが気になって仕方がないとも言っていたが、修羅が釣れない理由はそこではないということを、各リールメーカーのためにもはっきりさせておかなければならない。

 夕刻迫るもうひとつの降臨跡。
 ちょうど鄒衍も到着したところで、改めて今回特に留意すべきことを打ち合わせる。
 今日はあくまでエリアの見極めのための調査である。よって、釣れるか釣れないかは問題ではない、と伝説三輪式の手法を応用した釣れない言い訳を用意できたところで、安んじて釣りを開始。
 日を追うごとに温かくなってきている近頃である。
 このエリアで正しいのなら釣れるはず、と、まずは普段はフォロワーサンの類が根を張る水門前にワームを通してみる。しかし、やはり流れとカバーの調和が出来ていないためなのか、連日のフィッシングプレッシャーによるものなのか、単にルアーが合っていなかっただけなのか、反応は得られず。
 たとえここに居たとしても、スモールマウスの選り好みの激しさには辟易しているので、時間をかけることはせず、光量が落ちてきたこともあって、別の条件で食ってくるスモールマウスやナマズを求める釣りに切り替える。

 メソッド自体はハードベートを巻いたり、ソフトプラスチックを落とす程度だが、「オレが考えなしにやってると思うか」と凄んでみたり、「リトリーブスピードには特に気を遣っているよ」と得意げに語るまでもなく、一投ごとにそれぞれ理由はあるのである。
 だとするならば千のうち九百九十九は間違いなのではないか、といえばその通りで、それこそ“オレだってこんなもん”というのである。
 “釣れない釣り人は哲学者、釣れてる釣り人はただのお調子者”なる権威ある人の言葉もあるが、釣れない者ですら哲学者だというのなら、釣る者は実践哲学者と言った方が正しいのではないだろうか。
 と、無反応の時を過ごしていたところ、鄒衍が一人の若者を連れてくる。
 若年だが、ボーズで帰ることはまず無く、今日はスモールマウスを釣っているという。
 受け答えの内容には、かつての李立を思わせるものがあった。
 名を周通しゅうとうといい、かつて、朕に釣れたバスの扱いが雑なことを咎められたことがあり、以来、手早いリリースを心掛けるようになったという。
 朕に記憶は無いが、どうやら、項梁や范増のような役割を果たしたのだと嬉しくなり、何故素早いリリースをしなければならないのかの真意を得々と語ってやった。

 さて、朕は反応を得られず、鄒衍と周通はアタったとかバレたとかそんな話があったのみで夜を迎える。
 水は格段に温かくなっているのに下流側のフラットに続く駆け上がりが生きて来ないのはどういうことだろうという話になる。
 水が温かいのなら、温かい水が入ってくる上流側がいいんじゃないのかと周通がいう。
 実績場所に囚われず、行ける所は万遍なく回るという周通の思考は柔軟だ。
 ならば、ということで上流側へ。
 大まかではあるが、こちら側の地形や流れも把握しているのでベイト選択とリトリーブコースに迷いは無い。
 まずは鄒衍がナマズをキャッチ。
 少し間を置いて朕も続く。
 同じ攻めをしているのに、何故周通が釣れないのか、とボックスを見れば、彼のボックス内はバスバブル期の名品に満ちてはいたものの、強い流れの中で使えるリップレスクランクは無かった。
 まだ金の融通が利く身分ではないだろうから、ということで朕はこの時期のバスによく効く可能性を秘め、なおかつ、ラトリンでありながらもナマズに嫌われず、流れにも強い、レッドクロウダッドカラーのレアリスバイブを進呈した。

 かくして、このエリアが良い悪いではなく、環境が上向いてプレッシャーさえ和らげばどうにかなるものだという当たり前のことを改めて知り、バカ釣りの領域にまで踏み込むことなく納竿とした。

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非ミュージシャンは行かず

 2月12日。

 朝はから気温が低かったが、時間の経過と共に温かくなってきた。
 もうひとつの降臨跡下流側フラットの、ゆるやかな台地と呼ぶポイントにもコイ以外の魚が入ってくるに違いない。
 そう期待して、ハンドルのがたつきに起因する振動がシェイクするたびにグリップで増幅されどうにもならなくなるぐらいどうにもならない眠気から覚めるやそそくさと貧乏長屋から出た。

 一時は平日とは思えないほどフォロワーサンの類が訪れていたもうひとつの降臨跡だが、今日は釣り人の数も少なく、通常の平日が戻ってきたかのようであった。
 実績ポイントだからといって、いつでも誰でも釣れるわけではないという現実を悟った者もあったのだろう。
 さて、いよいよ環境も上向き加減に入り、様々なプレッシャーが和らいできて、また釣れるようになるだろう。
 釣果を確信できる信号は捉えられなかったものの、判断を迷わす現象も起こらない。
 今日こそは新川で鍛えた本気を実釣をもって示すべき時、と考え付く限りのあの手この手をこねくり回していたが、いつまで経っても何も得られぬまま夜になってしまった。
 何が良くないのか、具体的な原因まではわからないが、気象が上昇に向かえば即日で魚の動きに反映されるのが、この浅い川の傾向である。
 よって、上向き加減の流れに入っているのにこれは無いということだけははっきりしている。

 無い、と判断したら諦めるのが釣りバカ。
 有る無しの判別もできないまま、引っ掛けであろう魚を手にするまで続けるのがバカ釣り。
 同じバカでもバカ釣りにだけはなれない、ということで修羅のように泣くまでもなく撤退とした。

 ※マー語

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RCサクセションに始まり、レイナードスキナードに終わったあと

 2月10日。

 酒毒にやられ、起き抜けに嘔吐する。
 しかし今日は、大先生の紅蠍がアレックスとリップストップを携え、多摩川に来ることになっている。
 また、公孫戍が仕入れてきたタキヒロクランクを受け取る日でもある。
 高漸離こうぜんりが清志郎なんぞを演奏するものだから、昨日は妙にンションが上がり、飲み過ごしてしまったのだ。
 と、責任を他人になすりつけたところでやや気力が復活し、紅蠍と合流。
 JCD9と引き換えにアレックスとリップストップを受け取った。
 アレックスの実力は既に証明済みであるため、伝説式保険として使えないので、リップストップだけをボックスに入れ「今日は多摩川でリップストップが釣れるかの実験」と、魔法の言葉を唱えた。
 こうしておけば、たとえ釣れなくても自分がヘボいためではないということにできた気になれるらしい。

 もうひとつの降臨跡。
 今日の透明度は沈み岩が見えるほどだが、流れのとの調和は相変わらず感じられない。
 しかし、日中水門前に入れる機会は滅多にない。
 ゲストも来ていることだし、一通りポイント案内でもしながら顎をしゃくってやりたいものだ、と、根掛りやワームの破損にもめげずに流していたが、途中でリーダーがすっぽ抜けてしまう。
 “PEに組んだラインシステムだからこそ”起こったトラブルというものだ。
 リーダーを組み直しているところに公孫戍到着。
 タキヒロオーモリのクランクベート、サイレントのベビーシャッドを受け取るも、朕の手元には二千円天しゃ残っていなかった。
 しかしここは釣り廃人同士。滞りなく引渡しは済んだのだった。
 ちなみにこのクランクベートは伝説式保険として使えない。
 何故なら、昨日、公孫戍がこのクランクベートで既にスモールマウスを2匹釣っていたためだ。
 うるさすぎないラトル、流れに負けない泳ぎ、と実に優秀なベートである。
 さて、実験ネタのリップストップだが、これは何とも微妙な感じだった。
 飛びは悪くないが、ストレートリトリーブの泳ぎは緩く、流れの中でのジャーキングの動きはリッジやポインターには及ばない。
 きっと、止水やそれに近い水域で使うジャークベイトなのかもしれない。

 一通りスイムチェックを終え、現状を知り、これから先を予測することに努める。
 温暖ではないが風弱く穏和。水温は冷たいが冷たすぎるというほどでもない。
 水がクリアであるため、明るいうちに反応を得るのは厳しいかもしれないが、光量の落ち込みと共にいずれ誰かが反応を得られることだろう。
 と、余裕の構えでいたが、何事も起こらないまま夜になってしまった。
 ゲストとして来た紅蠍は「おめえが良いっていうから来てみたけどよお…釣れねえじゃねえか!」と、伝説三輪式で朕をなじった。
 紅蠍はクランクベートを追うナマズを見たとのことだが、見えたというだけでは「アタったとかバレたとかそんな話は聞きたくねーんだよ!」と、もうひとつの伝説式でキレてやることもできない。
 公孫戍もまたノーフィッシュに終わったとのこと。
 
 落ち着いた、穏やかな大潮の日。
 釣れるのは必定、と内心期するところがあっただけに動揺は隠せない。
 一様にそんな体たらくではあったが、泣いている様を見せないためにも、殊更勇ましく「お疲れぇ!」と、伝説三輪式を決めての解散とした。

 ※マー語

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dragon

Author:dragon
天に替って道を行おうとする人。
玉帝の導きに従い、非凡なる境地を目指している。

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